OuterWildsとか言う探索ゲー

OuterWildsについてのレビュー記事。

OuterWildsとか言う探索ゲー

前書き

ある意味初投稿だと思うので、はじめましてと言っておきます。

Yuuと申します。(大体のゲームのIDはYuu_0918かと)

簡単に自己紹介をすると、VRChatで中継信号とOSのロゴを頭に乗せていて、自宅サーバーを持ってる逸般人(?)だと思います。

それはさておき、今回は最近クリアした"OuterWilds"というゲームの紹介です。

OuterWildsとは

そもそもOuterWildsとは何者かと言いますと、SFアクションアドベンチャーです。(え

流石に端折りすぎなので、詳しく言うとプレイヤー(主人公)は宇宙飛行士で、宇宙船を操って色んな星系を回って探索するアクションアドベンチャーです。

ただし、探索に当たって制約があり、それが

約20分後に太陽が超新星爆発を起こして星系もろとも主人公が死んでしまう

というものです。

しかし、謎のタイムループが起こり記憶を残したまま、太陽が超新星爆発を起こす約20分前に戻れます。

そしてすべてのプレイヤーは一回死んでから、このゲームの目標である「タイムループの謎を解き明かす」ということに気付かされると思います。

そして、色んな星系を回って行くうちに点が見えてきて、やがてすべての点と点が線で結ばれるというゲームです。

 

なんでそんなゲームを買ったの?

これに関してですが、僕は買ったのではなく、21年9月に「誕生日だ~風船ふわふわ~」的なことを言ったら数少ないフレンドからこのゲームをsteamのギフトで貰ったって感じです。

そして期待感を胸にゲームをDLして、プレイし始めるとチュートリアル+ロケットの発射台に行くためのコードをもらい、チュートリアル完了。そして、何もヒントを貰えず宇宙へ飛び出しました。

そのまま1つ目の星に着陸し、「酸素ありそうだし宇宙服着なくても大丈夫でしょ」って感じで降り立ち、先陣を切ってくれた先輩宇宙飛行士に話を聞いてる間に、何やかんやあって酸欠で無事死亡。タイムループを起こして約20分前へ

そのまま何をしていいかわからず色んな星系をめぐり、ちゃんと宇宙服を着てちょっとした点を回収して、何ループかしてから、無事積みゲー化しました。(くれたフレンド申し訳ない)

あまりSFチックなものが好きでもなく、こういうヒントも一切なしのオープンワールド探索ゲーをやったことが無かった私のOuterWildsは長くは続きませんでした。

 

じゃあどうして完走した感想が書けるのか?

これはつい先月の22年3月に、ゲームをくれたフレンドから、「お前いつになったらOuterWildsクリアするんだよ~?」って圧をかけられて、最終的にフレンドが「他人の宇宙探索見るの楽しそうだし、詰みそうなところは助言してやる」などのお言葉をいただき、せっかくだし再開。(ありがとうフレンド)

そうこう助言を頂いて無事エンディングを迎えられました。

ここから感想文なので、すごくネタバレ

ここからは非常にネタバレを含みます。今の文章で興味を持ってプレイしてみたいと思った人は、見ないほうが100%楽しめますよ


ネタバレ注意

完走した感想

感想として一言でまとめると、「確かに英国アカデミー賞 ゲーム部門でゲーム・オブ・ザ・イヤーを貰えるのは納得のゲームだし、普通に終盤のクライマックスは非常に面白かったが、完全に完成はされていなかった」って言うのが個人的な感想です。

では、一つひとつ紐解いて行きます。

ゲームシステム

 ゲームシステムは先程も言った通り、約20分(正確には22分)で強制終了(タイムループ)です。

ですが作中には飛行記録という点を記録して、ある程度なら線で繋いでくれるシステムがあり、一回行けば探索漏れが無い限り、点を思い出すためにわざわざ再探索しなくてもいいシステムになっています。

星系

このOuterWildsの世界には9つ(正確には10つ)の惑星があります。

謎を解くにはもちろんすべての惑星(正確には1つ行かなくても謎は解けるが、エンディングが少し変わる)に行く必要があります。

ここで「惑星どころが、宇宙は広いからどこに行けばいいかヒントがない」と当初は僕は思っていたのですが、そこは流石に配慮されていて、主人公のインベントリにラジオ的なものがあり、周波数を合わせて、その発信源に行けば、あとはある程度は誘導してくれます。

しかし、一部の惑星にはプレイヤーを襲ってくる敵が存在しており、それが少しホラー要素が強めでう~むという感じでした...

先住民

ここは結構なネタバレなのですが、この星系には主人公や先輩宇宙飛行士などを含むHearthianと、クラゲやアンコウがいる他に普通の星系ではなんやかんやあってもう絶滅してしまったNomaiという先住民達がいました。

このNomai達がHearthianが宇宙に出るずっと前から宇宙を探索し、Nomai特有の言語で色んな星の住処などに記録を残していて、この記録を元に宇宙を探索し、謎を解き明かすのがこのゲームの目的です。

このNomaiという先住民が居て、古代文明を解き明かして謎を解いていくという設定は僕は非常に好きでした。

また、最後になぜ絶滅してしまったのか?どうして色んな惑星に点々と住処を置いていたのか?という伏線もこのゲームではちゃんと回収していて、プレイヤーを動かして回収していく感じが、気持ちが良かったという感じです。

ゲームミュージック

そして、僕がこのゲームの一番好きな所は「ゲームで流れる曲がすべて良曲」というところです。

具体的には、遺跡などを探索していると神秘的なミュージックなどが流れたり、太陽が超新星爆発を起こす2分前に終わりを告げるミュージックが流れたり(トラウマ)最後のクライマックスに関しては先程の超新星爆発を起こす2分前のミュージックの編曲が流れたりと、このゲームの音楽に感化されたプレイヤーも多いと思います。(実際僕は感化されて色んな感情が押し寄せてしまった)

などこのゲームの音楽は非常に良曲ばかりで、よくサントラを作業中に聞き流すほどだったりします。

それぐらい僕はこのOuterWildsというゲームのサントラが好きです。

エンディング

まだまだ書きたいことはいっぱいありますが、そろそろ締めたいと思います。

最後の真エンディングを見るためには今まで探索した点を元に複数の星に行き、すべてを一つに組み合わせると最後に、先住民Nomaiが目指していた場所にたどり着けます。

そうするといろいろあり、エンディングです。

このエンディングの演出も凝られていて、最後まで謎を解き明かしてくれたプレイヤーへのご褒美とも言っても過言ではないと思います。

また、このゲーム実はマルチエンディングです。が基本真エンディング意外バッドエンディングで結構雑な感じで終わります。

完全に完成はされていなかった部分

僕は一言で言うと「確かに英国アカデミー賞 ゲーム部門でゲーム・オブ・ザ・イヤーを貰えるのは納得のゲームだし、普通に終盤のクライマックスは非常に面白かったが、完全に完成はされていなかった」っと言いました。

この「完全に完成はされていなかった」部分ですが、1つ目としては伏線をすべて回収しきれていないというところです。

最後のNomaiが目指していた場所は何時頃できたのか?アンコウやクラゲは一体どこから来たのか?なぜNomaiは絶滅したのに同時期に居たHearthianの先祖は絶滅しなかったのか?(ここは説明が無いだけでゲームの仕様としては説明が付けられるが...)など、割りとここは回収してほしかったな...というのが個人的な感想です。

また2つ目は日本語翻訳が未完成すぎるところです。

このゲーム誤訳、誤字、脱字が割りと多いです。字幕や、飛行記録など...

そこが非常に残念でした。(一番ひどい脱字が、あるエンディングの字幕で「のいここにいたのでしう ではありまがあなたのはりをたうです」と感じがすべて脱字になっていて、調べなければ非常に意味が分からなかった)

3つ目としては、タイムループが起こる代わりに星の探索時間に制限があったというのもあります。

この星のここに行くには、太陽が超新星爆発を起こす何分前までに来ないと次のループじゃないといけません~残念でした~システムがあり、慣れるまで非常に時間がかかりました。

この点はポジティブに捉えるか、ネガティブの捉えるかの違いではありそうです。

総評

僕個人の総評としては、未完成な部分は多々あるが、全体的にクオリティは高く決して万人受けはしないが、ツボにハマれば非常に面白いし、やってる内にツボにハマり始める。

という感じです。

まだまだ書きたい部分はたくさんあると言えばありますが、止まらなくなってしまうのでここで終わりたいと思います。

またこのゲームDLCでの追加要素があり、これも買って完走次第ブログに書ければな、と思います。

こんな拙い文を最後まで読んでくれてありがとうございました。

Yuu